Kingdom of Swaziland

アフリカ内陸東南部に位置するスワジランドは国は小さいですが、国内の景色は自然が作り上げた風景で、地勢は西高東低、地勢の平均が比較的高いため、 
スワジランドはアフリカ南部に水源を供給する主要地区となっています。国内には4本の主要河川が東部を流れてインド洋に注いでいます。河川は通年涸れることがなく、スワジランドの灌漑及び発電をずっと続けることができます。 

首都ムババーネは中西部に位置し、このエリアの地勢が比較的高いので、気候は涼しく過ごしやすいです。15世紀後期、スワジランド人は中部アフリカと東アフリカから徐々に南へ向って移り住み、16世紀にこの地に定住し王国を建国したのです。1907年以降イギリスの「保護領」となりました。1968年9月6日に独立を宣言し、名をスワジランド王国と定めました。

国土は南アフリカ共和国とモザンビークの中間に位置し、この国は東面以外の北、西、南の三面をすべて南アフリカ共和国のかつてのトランスヴァール州に囲まれ、東面は南アフリカのナタール州及びモザンビークと接しています。経緯度は南緯26.49、東経 31.38で、国土はほぼ円形をしています。全土は西から東へ向って4つのエリアに分けることができます。(1)ハイフィールドエリア、(2)ミドルフィールドエリア、(3)ローフィールドエリア、(4)ルバンボ断崖。 
 

 リードダンスはスワジランドで1年1度の国王が妃を選ぶ日です。確かな日はシャーマンが選定します。スワジランドの伝統習俗の中でも、最も盛り上がり格別な儀式がはスワジランド国内の
およそ1千名の12歳から16歳の未婚の妙齢の少女たちが、列を組んで新国王の前で踊りながら回っていくというもので、新たな国王に忠誠を誓うものでもあります。