ガーデン都市 – プレトリア

ヨハネスブルグ北方のプレトリアは南アフリカの行政首都で、1855年に建設され、ボーア共和国(Boer Repub|ic)の初代大統領のマルティヌス・プレトリウス(Marthinus WesselPretorius)を記念して命名されました。
  

毎年10月の頃には市内に5万5千本のシウンボク(ジャカランダ:Jacaranda)の木の花が満開となり、そのことからジャカランダシティ(Jacaranda City)とも呼ばれます。
市街地はヨハネスブルグよりも「静か」ですが、それでも大都会の風情があります。各国の駐南アフリカ大使館はいずれもこの地に置かれているからです。ハーバート・ベーカー(Herbert Baker)卿によって設計された中央政府連合ビル(UnionBuildings)はMeintjieskop山の麓に建ち、プレトリアのランドマークとなっています。世界その他の国々の政府所在地で、このように雄大な自然環境に恵まれている所はなかなかないでしょう。ネルソン・マンデラは1994年5月10日にここで就任を宣誓しました。世界3大男性テノール歌手であるドミンゴ、パヴァロッチ、カレーラスは1994年4月にこの地で世紀のコンサートを開催しました。建築物自体は民衆の見学に開放していないとはいえ、階段の上に立ってプレトリア全体を俯瞰することができます。
 

  人気スポット:教会広場(Church Square)前にボーア共和国最後の大統領ポール・クルーガー(PaulKruger)の彫像があります。その他歴史的価値を持つ建
 
築物にはOld Raadsaal(国会)、パレス・オブ・ジャスティス(palace of Justice)、クルーガーハウス博物館(KrugerHouse Museum)、メルローズハウス(Melrose House:一棟の古いビクトリア式建築、フェリーニヒング《Vereeniging》条約はここで締結された)があります。ヴォートレッカー(Voortrekker)記念碑等はプレトリアのまた別の目を引くランドマークです。